医療用新世代LED「ヒーライトⅡ」とは?

ヒーライトⅡは、世界で初めて「赤色590nm」と「白色830nm」の2つの異なる波長を搭載した医療用LED治療器です。1800個の高輝度LEDを高密度にオーバーラッピング照射することで、皮膚の深層~皮下組織にまで光エネルギーを届けることができます。
その結果、美しい肌に欠かせないコラーゲンの生成から、肌のターンオーバーやリンパの流れの促進、しわ・たるみの改善効果のほか、育毛治療における毛母細胞の活性化、頭皮の血流促進、抜け毛予防などの効果が得られます。
また、照射中の心地よい岩盤浴のような温かい光は、顔全体のキメを整え、引き締める効果をもたらすだけでなく、血流と代謝の促進によるリラクゼーション効果や、皮膚組織の細胞の増殖によって美肌へと導きます。
さらに、当院では都内でも限られた医療機関にしか導入されていない「青色415nm」のLED波長も導入しています。この青色LEDはニキビ菌の代謝物であるポルフィリンに作用し活性酸素を発生させることでニキビ菌を効果的に殺菌します。さらに、皮脂分泌を抑える効果もあり、ニキビや脂性肌の改善効果が期待できます。
いずれの波長も、施術中や施術後の痛み・赤みなどの副作用がなく、いつでも受けられ照射後すぐにメイクが可能です。
ヒーライトⅡのメカニズム

ヒーライトⅡでは、近赤外線と呼ばれる波長を用います。この近赤外線は皮膚深層への進達度が高く、光エネルギーが筋肉層にまで到達するため、これまでの赤外線治療では難しかったシワやたるみにもアプローチできます。
ヒーライトⅡ(白+赤プログラム)ではまず590nm波長のエネルギーを1分間照射します。(プレ照射)このプレ照射は、表皮細胞の覚醒や毛細血管の血流を促す働きがあります。次に830nm波長を連続照射することによってマクロファージ細胞やマスト細胞、好中球などを数日後に最大限に増殖させます。この連続照射システムにより表皮・真皮・皮下組織・筋肉層へと順に細胞を覚醒させていき、長期的に照射を行うことで肌の弾力を保つ線維芽細胞を構築していきます。
また、このメカニズムにより、傷の創傷治癒に適した肌環境を作り出し、傷の治癒促進やレーザー等の施術によるダウンタイムを短縮する効果が得られます。
こんな方におすすめ

- シミやシワなどのエイジングトラブルが気になる
- 肌のハリやきめの衰えが気になる
- 肌の透明感がなく、くすみが気になる
- ダウンタイムのない治療でエイジングケアをしたい
- レーザー治療の効果を高めたい・ダウンタイムを軽減したい
- 手術後の傷を早く治したい、術後の色素沈着が気になる
- ヘルペス・帯状疱疹後の痛みが続いている
- 薄毛・抜け毛が気になる
- ニキビ肌を改善してニキビのできにくい肌になりたい
- 赤ニキビを早く治したい:白+赤(830nm&590nm)と青(415nm)のコンビネーション治療がおすすめです
ヒーライトⅡの特徴
ヒーライトⅡは単独の施術において美肌・タルミ改善効果、創傷治癒効果・育毛効果などのさまざまな効果を発揮します。
また、その他の様々な治療・美容施術と組み合わせることで相乗効果をもたらします。
併用がおすすめの施術
- レーザー治療各種(ジェネシスモードとの併用で効果的に真皮に熱を届ける効果、しみレーザーとの併用でダウンタイム・痛みの軽減や炎症性色素沈着の軽減効果など)
- エレクトロポレーション
- ピーリング各種
- デュタステリド・ミノキシジルなどのAGA治療・女性の薄毛治療
- ラジオ波によるほくろ・いぼ治療後の創傷治癒促進に
よくある質問
誰でも施術を受けられますか?
光線過敏症の方には照射できません。
傷がある部位や、ヘルペス、帯状疱疹の痛みにはそれらの改善効果も期待できるため、積極的に受けていただくことをお勧めします。
また、日焼けした肌の方や敏感肌の方も気軽に受けられます。
ヒーライトⅡの照射に痛みはありますか?
痛みはありません。LEDによる心地よい岩盤浴のような温熱で、施術後はお風呂上りのようなリラックスした状態になります。
ヒーライトⅡの治療間隔・回数を教えてください。
ヒーライトⅡは回数を重ねることで効果が発揮されていく治療です。肌質改善が目的の場合は週に2~3回の照射がお勧めです。手術・レーザー治療後のダウンタイム短縮を目的とする場合、短期間に繰り返し照射を受けられることをお勧めします。(美容の施術を受ける前や施術直後、その後4ヶ月以内に12回程度を目安に継続的に受けることをおすすめします。)
施術後に気を付けることはありますか?
稀に皮膚表面の乾燥を感じる場合がありますので、その場合は保湿を行っていただくことをおすすめします。メイクは照射後から可能です。
ヒーライトⅡによる施術は自由診療に基づき全額自己負担になります。
⇨ 料金表はこちらリスク・副作用について
光線過敏症の患者様はお受けいただけません。
稀に赤み、ほてり感、皮膚表面の乾燥を感じる場合があります。皮脂腺への働きかけで膿が排出されることで、ニキビのような白いプツプツが生じることがあります。薬機法上の承認について
治療には国内未承認医薬品または医療器械を用いた施術が含まれます。当院で使用しているヒーライトⅡはルートロニック社を通して個人輸入手続きをしています。
個人輸入において注意すべき医療薬品や機器等についてはこちらをご参照ください。